斉白石~日本にも関係の深い中国美術界の巨匠
中国美術と言えば一番に名前が上がる、中国近代絵画の巨匠、「斉白石」をご紹介します。 斉白石は清代後期から中華民国・中華人民共和国にかけて、画家・書家・篆刻家として活躍しました。実際に世間の評判を得たのは60歳の還暦間近と…
中国美術と言えば一番に名前が上がる、中国近代絵画の巨匠、「斉白石」をご紹介します。 斉白石は清代後期から中華民国・中華人民共和国にかけて、画家・書家・篆刻家として活躍しました。実際に世間の評判を得たのは60歳の還暦間近と…
フィギュリンとは陶磁器で作られた人形や彫刻、立体造形のことです。フィギュリンの歴史は西洋磁器の歴史と同じく1,710年と、300年以上も前から愛されてきた品です。フィギュリンは日本語でそのまま人形と訳されることもあります…
香合のはじまり 香合は、香を入れる「合子」(小さな蓋付の器)です。 日本で香をたくようになったのは飛鳥時代のことで、仏教とともに伝わりました。 平安時代になると香はさらに広まり、仏教の行事でなくても、貴族は日常的に香をた…
茶道具とは 茶道とは、伝統的な様式にのっとって客人に抹茶をふるまう事で、茶の湯ともいいます。 茶室や茶会をおこなう際に使用する道具を茶道具といいます。 茶道具には、ただ点前で用いるだけでなく、一種の美術品として扱われてい…
茶入とは 茶入は濃茶のための抹茶を入れておく器です。茶の湯のはじまったころから戦国時代にかけては、茶入は褒章として使われていたこともあり、今でも重要な道具とされています。 褒章になった唐物茶入は厳しく吟味・評価され、優劣…
茶碗のはじまり 茶碗は茶道具の中でもっとも人気が高いといわれます。 鎌倉時代に禅宗の僧が中国から持ち帰ったのが茶碗のはじまりで、南北朝・室町時代と輸入する時代が続きました。 しかし、唐物の天目茶碗だけでは数が足りないため…
宝石とジュエリー 世の中には多種多様な宝石が存在しています。宝石と呼ぶには、「美しい」「耐久性がある」「希少性がある」の3つを満たすことが必要で、一つでも欠けているものがあると、評価は下がります。 一つの宝石は、20~3…
花押(かおう)の由来 室町時代や江戸時代の手紙や証書の最後に描かれているマークは何だろうと思ったことはありませんか。 これは今でいうサインで、「花押(かおう)」といいます。花が咲いたように見える書体から、この名がつきまし…
古い掛軸を処分する必要があるとき、「ボロボロだから」「もう使わないから」と捨ててしまったり、不用品で出してしまうことはおすすめしません。 掛軸は状態が悪くても、専門家が見れば値打ちがある意外なお宝が見つかる場合があります…
皇室・宮家 御下賜品とは? 御下賜品(ごかしひん)とは、皇室や宮家から贈られた品物のことで、皇室に対して何らかの功績があったり、皇室のために勤めをしたときに賜った品物のことです。 現在は御下賜品を賜るという機会は少なくな…